2018年北海道地区 PICKUP GAME アーカイブ

PICKUP GAME vol.9/札幌(日)ブロック

第1試合 ゼビオ北海道選抜トロント・ブルージェイズ 3 VS  2 あぱっち野球団

 

■勝/ゼビオ北海道選抜
MLBドリームカップ2018 北海道地区札幌(日)ブロックは7月22日、北海道・石狩市の札幌商工会議所メモリアルグラウンドで熱戦がスタート。
開幕戦では、ゼビオ選抜トロント・ブルージェイズがあぱっち野球団に3―2で競り勝ち初戦を突破した。
ブルージェイズは先発右腕・三浦燿投手が投打で奮闘。7回2失点で完投し、打っては2回2死二塁の先制機で、右越えに2点本塁打を放った。5回には主将で3番の遠藤幸太捕手が左越え適時打で3点目を挙げた。6回に2点を返されたが、最終回を3者凡退に締めた。遠藤主将は「結果的には僕が決勝タイムリー。でも、あそこで打席に立てたのは、みんながチャンスを作ってくれたからです」と笑顔。
「コントロールに気をつけて、いつも通り投げられた」という三浦投手に、遠藤主将は「リアル二刀流の頑張りでした」とチームのムードは明るい。メンバーは札幌のほか、江別、苫小牧、室蘭などから、野球好きが集まり編成する。実力も折り紙付き。遠藤主将は04年夏甲子園で北海道勢として初優勝した駒大苫小牧高で背番号「13」をつけていた。
「マー君(ヤンキース田中将大)の2年先輩。よく後輩と言われるけど」と笑わせた。
七夕の織姫と彦星のように、全員が会えるのは1年にこの大会でだけ。「勝たないと次がない、解散です。
また集まることができる幸せを感じてやりたい」(遠藤主将)と元気に次戦に臨む。

 

■負/あぱっち野球団
あぱっち野球団は、〝レジェンド〟右腕が気を吐いた。58歳の朝倉靖夫投手が先発し2回2安打2失点。
初回無失点の後、2回は打者2人で2死を取った後、右安、2ランを浴びた。2イニングの登板は予定通り。
「右足など、いろいろ痛いところもあるからね」と苦笑いを浮かべた。
「転勤族で札幌を離れていた時期もあったから。プレーするのは5シーズンぶりかな」と充実感をのぞかせた。

 

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