2018年北海道地区 PICKUP GAME アーカイブ

PICKUP GAME vol.10/札幌(日)ブロック

第2試合 北海道ヤング3 vs 2 Eighty Nines(エイティナインズ)

 
■勝/北海道ヤング
北海道ヤングとEighty Nine's(エイティナインズ)の試合はタイブレークの末、北海道ヤングが3―2で逆転勝ちした。
初回に1点を先制されたが、6回に同点に追いついた。タイブレークになった7回は1死満塁の設定から2点を挙げ、
その裏のエイティナインズの攻撃を1点に抑え決着をつけた。
先発の桜田理人投手が2回を1失点に抑えた後、3回から加藤裕樹監督がマウンドへ。
6回までの4イニングを無失点に抑え7回につなげた。打線は6番新田見翔中堅手が価値ある2安打で引っ張った。
タイブレークで福山貴寛内野手が二ゴロで1点を挙げた後、中堅への適時打で2点目。新田見は5回にはチーム初安打となる遊撃への内野安打を放ち、一塁へヘッドスライディングし勢いづけた。この日に合わせて新調したユニホームを砂だらけにしたヒーローに、ベンチからは「勝ったばかりのユニホームが…」と、ヤジも交じった祝福が飛んだ。
部員22人のチームは、高校野球を経験している選手が多い。同日は高校野球南北海道大会決勝、北照対駒大苫小牧が行われた。両校のOBもいる。東北高出身の加藤監督は「守り抜くチーム。よく粘ったと思います」と接戦を振り返った。
創設時のメンバーは今年で30歳を迎えるが、若い選手も加入し選手層は厚い。昨年は2回戦で敗退した。
加藤監督は「いつも2回戦くらいで負けているので、その上をいきたい」と気合十分だ。

 

■負/エイティナインズ
エイティナインズは、初回に3番梅村剛生投手が右越え先制ソロ。投げても5回まで無失点の好投を見せたが逆転を許した。1989年生まれを中心に編成。初出場の昨年はブロック予選トーナメント2、3回戦を勝ち上がり、
準決勝で、優勝し北海道代表になったEp札幌に敗れた。安居北斗監督は「今年はもう1つの大会も負けてしまったので、出られる大会を探さないと」と次に目を向けた。

 

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